12月7日の下仁田ネギ畑の様子
収穫前の下仁田ネギ。これらのネギもほぼ2/3は行き先(送り先)が決まっていることでしょう。
「もう枯れてきてるじゃないか!」
いえ、いえ下仁田ネギはこのように枯れてきた物の方が甘く美味しいのです。
普通のネギと違う下仁田ネギの特徴です。
当店からお送りしたネギの葉が「枯れてた」って怒らないでくださいね(^^ゞ
これは来シーズン用の下仁田ネギの苗です。9月頃に種を撒いたものだと思います。
普通のネギは年に2回収穫できますが、下仁田ネギは14~15ヶ月もの栽培期間、年に一度しか収穫できません。立派に育てるには収穫までに3度の植え替えも必要です。
横たわっているネギが分かりますか?
これは抜いたネギを「天日干し」にしているのです。
この様に半日~1日、天日干しすることにより甘さが増し、さらに美味しくなります。
葉はしんなりし、枯れはさらに進みまが、手間をかけてあえて干すのです。
普通の葉ねぎでは考えられない作業です。
耕す以外は、基本すべて手作業です。
「おいさ~ん、写真撮っていいですか?」
「あ、あ、いいよ!」
ということでカシャ。
さて、会社に戻ってネギの出荷作業場です。
ネギの鮮度を落とさないように、作業はもっぱら室外。外にテントを張っています。
この日は比較的暖かかったのですが、それでも8℃。朝晩は氷点下になることもあります。
箱詰め前の下仁田ネギ。鮮度を少しでも落とさないように泥付のまま出荷します。
このまま植えても1~2ヵ月は白根の部分は枯れません。
スーパーで売ってるネギとは大違いですね。
これは、【訳ありお得セット】2,000円の箱です。「訳あり」なので葉が切れているネギが混ざっていますが、下仁田ネギは主に白い部分を食べるネギなので全く問題はありません。ご家庭用ならこれで十分です!
しっかりサービスの生芋しらたきが入っています。
奥が茂木社長。ネギの出荷作業は社長が陣頭指揮を奮います。
「できの悪いネギは入れんなや~」
結構チェックが厳しいです。
所狭しと積みあがっている箱は今日出荷分のそれでも一部です。
そういえば、今日はすき焼きセットの初回出荷日でした。上州肉をセットする前の状態です。
今回は約60箱の出荷ですが、2回目、3回目、最後の21日と出荷はさらに増えそうです。
去年注文を下さったほとんどのお客様が、今年も注文を入れて下さいます。ありがたい限りです。
届けられた家では明日はすき焼きなんでしょうね。
俺も食いて~よ(^_^;)
12月1日「下仁田ねぎ祭り」行ってきました
2012年12月1日(土)下仁田ねぎ祭りが旧馬山小学校にて開催されました。
下仁田町の特産、この時期にしか口にすることのできない収穫期を迎えた「下仁田ねぎ」をPRするイベントです。
午後2時頃、終了間際に行ったのですがご覧の通りまだ駐車場は満車状態でした。
地元の農家の皆さんが丹精込めて作った農産物も即売されていました。
下仁田町やお隣の富岡市でカツ丼と言えばソースカツ丼、言わばご当地B級グルメです。
こちらが本日のメーンイベント!
午前中にはここで25メートルの超巨大「ねぎま」が焼かれたそうです!(ギネスに挑戦?)
※その模様は小川ひろきさんのFaceBookで紹介されています。
下仁田ねぎの「ねぎま」
普通のねぎまとの違いは、大きさだけ?
いえ、いえ違います。下仁田ねぎの「ねぎま」は甘いんです!
ああ、ビール飲みて~(^^ゞ
こちらは下仁田ねぎの丸焼き。
ねぎをそのまま焼けた炭にぶっこみます(^^ゞ。焦げるまで十分焼いてからひと皮むき、かぶりつきます。
「大名焼き」と言ってました。ねぎ農家の方はこれが一番うまいといいます。
"焼き"には、M~L細めのサイズが向いています。その方がやわらかくておいしいのだとか。
家で焼くのだったら、ホイルで巻いてオーブンかグリル、フライパン、トースターでも良さそうです。
■下仁田ネギのホイル焼き(クックパッド)
■下仁田ネギとマイタケのホイル焼き(クックパッド)
青い葉は食べないし、焦げた部分は食べられないし・・・・
高価な下仁田ねぎの丸焼きは結構ぜいたくな食べ方です。
でもめちゃ旨!私も2本いただきました。
ご馳走様でした~!(^^)!
あなたもいかが?
家で食べるなら【訳あり】ねぎで十分です!